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世田谷区

詳しくはお問い合わせください。
TEL:03-5727-5500

オンライン診療について


≪新着情報≫

【診療科目】

「あんどうファミリークリニック」は皆様のホームドクター(家庭医)として、ご家族の皆様おひとりおひとりの健康づくりのお役に立てるように力を尽くしてまいります。
内科消化器科(胃腸科)小児科肛門科
時間
 午前
 9:00~12:30
 午後
 3:00~6:30

※休診日
 木曜・土曜午後・日曜・祝日

【交通のご案内】

あんどうファミリークリニック
〒157-0073
東京都世田谷区砧8-21-8 シェーンハイト1・2F
TEL:03-5727-5500
FAX :03-5727-5501

地図を見る
インターネット予約
(再診の方のみ)

はじめまして

【診療方針】

「病気ばかりをみて患者さんを診ず」という例えがあります。医師が単に病気の治療だけに目を奪われていては、患者さんは健康になれません。 「いま自分は元気である」という幸せ感をもっていただいてはじめて、本物の「健康」であると考えます。私どもは、正確な情報をご提供し、わかりやすいご説明を心がけ、皆様の健康づくりのお手伝いができればと思っています。そして、皆さまとのふれあいを通して、この地域に「さわやかなるもの」がたくさん誕生し、素敵な笑顔にたくさんあえることが、私たちにとって何よりも「たいせつなもの」と考えています。内科・消化器科・小児科・肛門科を中心にして、皆様の健康づくりのお手伝いをさせていただきたいと思っております。
●外観写真

●受付写真

●院長写真(診療風景)

診療案内

【外来診療】
専門領域:家庭医学、消化器疾患(胃・大腸)
赤ちゃんからご高齢の方まで、ご家族皆さまのホームドクターを目指しています。

【検査】
レントゲン(胸部・腹部)・腹部超音波検査・血液検査・骨粗鬆症(骨量測定)・ヘリコバクターピロリ菌検査・尿検査・アレルギー検査・腫瘍マーカー(PSA・CEA・CA19-9他)
※翌日に結果をお渡ししています。データは電子カルテに保存し、いつでも取り出すことが可能です。お一人お一人の健康管理をサポートいたします。

【胃カメラ・大腸内視鏡】
できるだけ苦痛の少ない内視鏡検査をめざして工夫をしています。

【人間ドック・企業健診】
今現在気になっておられるところに手が届くように、ドックの中身は毎回ご相談して決定し、できるだけ少ない料金で実施いたします。結果については詳しいご説明をいたします。

【世田谷区民のための健康診査(特定健診・長寿健診)】
いつでも思い立ったときに検診をうけていただけるように、準備致しております。 基本健康診査・肺がん検診・胃がん(ペプシノーゲン)検診・前立腺がん検診・肝炎ウイルス検査

【予防接種】
いつでも必要なときにすぐ接種できるように準備致しております。 インフルエンザ・肺炎球菌ワクチン・麻疹・風疹・水痘・おたふくかぜ・日本脳炎・四種混合(ジフテリア・百日咳・破傷風・ポリオ)・子宮頸がんワクチン

【在宅訪問診療】
原則的に月2回以上定期的にご家庭へお伺いして、診察をさせていただきます。 ケアマネージャーや訪問看護・訪問リハビリテーション・訪問入浴のスタッフとの連絡を密にして、いつも質の高いケアをめざしています。

【介護保険への対応】
介護認定申請時の主治医意見書への詳しい記入や介護サービスのアドバイスをいたします。

【学校医】
世田谷区立祖師谷小学校の学校医・学校協議会委員を務めています。元気な子どもたちに、心から声援を送っています。

【医療連携・専門病院への紹介】
関東中央病院・国立病院東京医療センター・日産玉川病院・国立成育医療センター・至誠会第二病院・日赤医療センター・東京大学医学部附属病院等の先生方と密接な連携を行い、きめ細かい医療サービスを、患者さんが継続して受けていただけるように努力しております。

院内設備

私たちの目指すもの、それは「さわやかなるもの」の誕生です。赤ちゃんから高齢の方々まで、地域の皆様との小さなふれあいを大切にし、この砧城山通りに「さわやかなるもの」をたくさんうみだしていけましたら幸いです。どうぞおつきあいの程よろしくお願い申しあげます。

【1F】
皆様をお迎えする受付・待合のスペースです。できるだけ快適でしかも「癒される」空間をめざして設計をしました。お待ちの間に退屈しないよう、PCスペースやお子さまのための絵本コーナーを設けています。 このスペースが、医療に限らず、広くそして末永い皆様とのおつきあいの接点となりますように、スタッフ全員で空間づくりに努力していこうと思っています。
●1F待合室

●潤いの空間

●アイチケット

●玄関

●絵本コーナー

●受付

【エレベーター】
待合フロア(1F)と診療フロア(2F)をつなぐエレベーターです。 あえて階層を分けることで、1Fにはリラックスできる空間、2Fには診療の為の機能を追求した空間の創出を実現しました。エレベーター自体もバリアフリーで広々としたスペースを確保できるよう設計しています。
●エレベーター(1F)

●エレベーター(2F)

【2F】
専用エレベーターで2Fへあがっていただきますと、診療ゾーンです。 このスペースには、院長が皆様と向かい合ってじっくりとお話しを伺いそして診療をさせていただく診察室や、処置室、検査室(X線レントゲン・胃内視鏡・大腸内視鏡・超音波検査・心電図等々)が機能的に配置されています。
●診察室

●2F待合室

●処置室

【医療設備】
院内は電子カルテのシステムで連携し、皆様をできるだけお待たせしないように努力してまいります。また、検査データは外部の検査センターから迅速にフィードバックされるようになっています。
●胃・大腸内視鏡

●バイタル監視装置

●CRレントゲン

●超音波検査

●心電図

【設計こぼれ話】
「癒し」を実践する心
インターセクション
高木恒英
安藤さんご夫妻が、設計の依頼にいらしたのは、2月の終わりのことでした。そして設計に着手して完成まで7ヶ月、クライアントとの打ち合わせは16回を重ね、メールのやりとりは、じつに144件を数えました。新たにエレベータを設置するという特殊事情もあり、住宅を1軒建てるに等しいあるいはそれ以上の時間と手間をかけてできあがりました。安藤さんの設計に対する思い入れは、並大抵のものではありませんでした。それは、ひとえに「より良い地域医療を実践したい」という強い思いによるものであり、私にとって充分共感できるものでした。彼の明確なコンセプトに基づき、デザインに関しては100%信頼していただき任せてもらいました。
安藤さんのコンセプトは「さわやかなるものの誕生」ということでした。それは医療というものを、たんに医学的な治療だけでなく、身体と心のケアとして捉えていると解釈致しました。そして「地域の人たちのために」ということも重要なコンセプトでした。
最初、相談を受けたとき、私は1階と2階にまたがる計画はお勧めしませんでした。今までの数多くの診療所の設計の経験から、機能的に難しいと考えたからでした。しかし、安藤さんは、どうしてもこの場所に開院したいと考えておられ、また「電子カルテ」という最先端のシステムに対しても積極的に取り組む姿勢がおありでしたので、設計をお引き受けすることに致しました。
プランニングにおいて、安藤さんの要望は「地域の人たちがくつろげる空間をつくる」ということでした。1階と2階に分かれ、しかも不整形をしているフロアをプランニングするのは、難しい作業でしたが、1階を、思い切ってすべて待合いのためのスペースにするプランを提案致しました。これだけの待合いスペースをつくるのは、とても贅沢なことでしたが、安藤さんは快く受け入れてくださいました。反面、2階の診療・検査ゾーンは、機能的に、かつコンパクトに計画しなければなりませんでした。そのため、数センチの寸法を調整しながら全体を決めていくというような綿密な設計が必要でした。
安藤さんの医師としての高い志と熱い情熱により、この地においてすばらしい医療が実践されるのは間違いないことでしょう。
最後に、エレベータ設置の認可を受けれるためにご協力下さった商環境の佐藤さん、難しい工事をぎりぎりの工期の中で頑張って下さった日祥工業の渡井さんと桃木さん、そして暑い中を働いて下さった多くの職人さんたちに感謝致します。

院長紹介(Dr.Andy)

【院長挨拶】

皆様は、ご家族の健康、医療をどのようにお考えでしょうか。
医師が患者さんの診療に一生懸命努めることは当然のことです。
私は10年間の地域医療の実践経験と、その後8年に及ぶ東京大学における研究・研鑽を通して、「質の高いプライマリ・ケア」と、サブスペシャリティーとしての消化器系統の病気につきましては、自信をもって「専門的治療の提供」ができると自負しています。
しかし「病気ばかりみて患者さんを診ず」の例えの如く、病気の治療ばかりに終始するのではなく、患者さんのトータルなケアが必要であり、またあわせて「いま自分は元気である、健康であるという幸せ感」を達成していただくことも大切だと考えます。  皆様にとっての最良で、最高の医療は何かをいつも考え、話し合いながら、皆様に喜んでいただける医療を提供できますように努力していきたいと思います。

院長:安藤 秀彦(あんどう ひでひこ)

【院長プロフィール】

≪院長略歴≫
自治医科大学卒
東京大学大学院にて医学博士号取得
救急救命東京研修所教授
群馬県立循環器病センター部長を歴任
東京大学医学部附属病院にて大腸肛門病の診療に従事

≪資格・学位≫
日本内科学会認定医
日本消化器病学会専門医
日本消化器内視鏡学会専門医
日本大腸肛門病学会専門医
日本プライマリケア学会認定医
日本医師会認定産業医
日本体育協会公認スポーツドクター
日本外科学会認定医
日本消化器外科学会認定医
一般社団法人 世田谷区医師会 理事(成人保健部担当)
世田谷区立祖師谷小学校 学校医
世田谷区立祖師谷小学校学校協議会委員

個人情報のお取り扱いについて

当院は、個人情報を下記の目的に利用し、その取り扱いには細心の注意を払っています。
個人情報の取り扱いについてお気づきの点は、窓口まで気軽にお申し出ください。

【当院における個人情報の利用目的】
≪医療提供≫
・ 当院での医療サービスの提供
・ 他の病院、診療所、助産所、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス事業者等との連携
・ 他の医療機関等からの照会への回答
・ 患者さんの診療のため、外部の医師等の意見・助言を求める場合
・ 検体検査業務の委託その他の業務委託
・ ご家族等への病状説明
・ その他、患者さんへの医療提供に関する利用

≪診療費請求のための事務≫
・ 当院での医療・介護・労災保険、公費負担医療に関する事務及びその委託
・ 審査支払機関へのレセプトの提出
・ 審査支払機関又は保険者からの照会への回答
・ 公費負担医療に関する行政機関等へのレセプトの提出、照会への回答
・ その他、医療・介護・労災保険、および公費負担医療に関する診療費請求のための利用

≪当院の管理運営業務≫
・ 会計・経理
・ 医療事故等の報告
・ 当該患者さんの医療サービスの向上
・ その他、当院の管理運営業務に関する利用

≪企業等から委託を受けて行う健康診断等における、企業等へのその結果の通知≫
≪医師賠償責任保険などに係る、医療に関する専門の団体、保険会社等への相談又は届出等≫
≪医療・介護サービスや業務の維持・改善のための基礎資料≫
≪当院内において行われる医療実習への協力≫
≪医療の質の向上を目的とした当院内での症例研究≫
≪外部監査機関への情報提供≫

【付 記】
1.上記のうち、他の医療機関等への情報提供について同意しがたい事項がある場合には、その旨をお申し出ください。
2.お申し出がないものについては、同意していただけたものとして取り扱わせていただきます。
3.これらのお申し出は後からいつでも撤回、変更等をすることが可能です。

交通案内

あんどうファミリークリニック

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あんどうファミリークリニック
〒157-0073
世田谷区砧8-21-8 シェーンハイト1・2F
TEL:03-5727-5500
FAX:03-5727-5501
■電車
小田急線「祖師ヶ谷大蔵」より徒歩約5分、「成城学園前」より徒歩7分
■専用駐車場
小田急高架下1、2、3、6番

求人情報

職種 正看護師、准看護師
雇用形態 正社員
仕事内容 医師のサポート、内科・小児科の患者様の問診・介助、特定健診のサポートなどをお願いします。
給与 正看護師 月給280,000円(一律資格手当含む)
准看護師 月給270,000円(一律資格手当含む)
※試用期間(3ヶ月)あり
勤務曜日・
時間
8:30~19:00(休憩1.5h含む)※勤務開始日応相談
休診日:木曜・日曜・祝日・土曜午後
資格・経験 医療の現場から離れブランクがある方もご安心ください。丁寧にサポートいたします。
休日・休暇 週休2.5日
夏季休暇・冬季休暇・祝日を合わせ年間休日140日以上
待遇 交通費規定支給、昇給年1回、賞与年2回、厚生年金加入、雇用保険、有給休暇
応募方法 下記の「求人に応募する」ボタンから応募フォームにお進みください。折り返しご連絡をさせて頂きます。面接時には履歴書(写真貼付)をご持参下さい。
連絡先 03-5727-5500 採用係

オンライン診療について

【オンライン診療とは】
インターネットをご利用頂ける環境があればスマートフォンやPCを通して予約・診療・お支払いまで行うことができる新しい受診スタイルです。交通時間・待ち時間の短縮や院内感染の予防にも繋がります。

オンライン診療「クリニクス」スマホで受診できる オンライン診療「クリニクス」移動時間・待ち時間がゼロ
スマホで受診できる 移動時間・待ち時間がゼロ
オンライン診療「クリニクス」薬・処方せんが届く オンライン診療「クリニクス」24時間いつでも予約可能
薬・処方せんが届く 24時間いつでも予約可能
オンライン診療「クリニクス」往復交通費ゼロ
往復交通費ゼロ

オンライン診療「クリニクス」

【予約の流れ】

オンライン診療「クリニクス」初期画面 ①アカウント登録
まずはアプリをダウンロードしアカウントを登録

※アカウントページから住所/ クレジットカードのご登録もお願い致します。
オンライン診療「クリニクス」予約日時 ②診療メニュー・日程を選択
クリニック名を検索し、予約するメニュー・日程を選択

※予約した30 分の枠内でお呼び出し致します。
オンライン診療「クリニクス」問診 ③問診票記入
予約に必要な基本情報、状態など回答し内容確認後、予約完了
オンライン診療「クリニクス」診察画面 ④予約当日:診察開始
予約5 分前には「呼び出し画面」の前に待機して頂き、予約時間内に順番に診察を開始します。

【オンライン診療の予約をする】
下記バナーよりご予約いただけます。

オンライン診療「クリニクス」

Dr.Andyのひとりごと

独り言なのだけれど、そっとあなたの耳に入れたいことがあります。
独り言なのだけれど、できればあなたに聞いていただきたいことがあります。
独り言なのだけれど、あなたと一緒に愉快に笑い飛ばしたいことがあります!


「君を産んでくれたのは誰か。君のおっかさんだろう。おっかさんのいいところも悪いところもみんな君の中に流れている。そうすると、おっかさんを大事にすることは、君自身を大事にすることだ。君が君自身を大事にすることは、おっかさんを大事にすることになる。
 歴史だって同じじゃないか。日本の二千年の歴史は君のこの体に流れている。君が君自身を大事にすることは、歴史を大事にすることだ。だから歴史を知ることは、自己を知ることに繋がるんだ」 (占部賢志「小林秀雄から教わった歴史を知る意味」)

「大鏡」とか「吾妻鏡」などのいわゆる「鏡もの」はすべて歴史書であり、日本人は古来、歴史を鏡だと思っていた、歴史を学べば本当の自分の姿が見えてくる、生き方の鏡とすることができる、と占部先生は述べておられます。

2019年の年末に武漢で発生した新型コロナウイルス感染症は、その後世界中を感染に巻き込み、2020年に開催予定であった東京オリンピック・パラリンピックは1年延期と無観客開催を強いられました。半世紀後に今のこの時代を振り返るときに、私たちは「コロナ」から何を学んだか、そしてその後の国の発展にどう活かされたか、が問われることになると思います。私たちのDNAが知っている先達と同じように、このできごとを「鏡」として生きていかなければと思います。


「朝の時間」
「なにより朝は美しい。明けゆく空、凜とした空気、少しずつ変わる景色と時間の流れすべてを美しいと感じます。身支度をして犬の散歩をしている人がいたり、どこかから雨戸を開ける音や子供の声が聞こえてきたり。そんななにげない朝の風景を見ていると、体の奥から力がみなぎるのを感じます。もっと頑張れると励まされ、もっと頑張ろうと刺激を受けるのです。」 (松浦弥太郎)
             
「暮らしの手帖」の編集長を長年務められた松浦弥太郎さんは、「朝の時間がもたらしたもの、それは間違いなく健康です。」と断言されています。空、風、なにげない風景、時間の流れ。朝の美しさに励まされ日々生きることができていると、朝の与えてくれる不思議な力を強調されています。迷いや悩みや生き辛さを肯定すること、受け入れることは大変なことですが、朝の時間が運んでくれるほんの少しの「いいこと」を美しいと感じ、慈しみ、そして満たされていることに気づくことが、元気な1日を積み重ねていける力になると思います。


「かなたのひと」の知恵と勇気
「いいかい。こういうときは、知恵と勇気が必要なんだ。人の噂や足の引っ張りあいに乗らない知恵と勇気がね」
「だから、こんなことをはじめたのかい」
「こんなことって?」
「それが出来損ないのおもちゃなのか、人を食っちまうお化けなのか、僕にはわからないけどさ。ただ、ひとつ言えるのは、やってしまおうというお馬鹿さんがひとりでも多くいたほうが、世界は楽しくなるだろうなってことさ」

(「かなたのひと」創刊号)


「かなた」とは、「彼方」。はるか昔、都から流されてきた、雅な人びとが高千穂郷に住み着き、「彼方」(高千穂では「押方」)と呼ぶようになったとか。文芸誌「かなたのひと」には、高千穂で暮らす普通の人びとの、語らればければそのまま消えていくストーリーが、「息づかい」が、本人の言葉で綴られています。

新型コロナウイルスのために極めて永い閉塞感の夥しい季節を乗り越えてきました。会いたい人に会えない、人と人が直にふれあうことを許さない、やっかいなウイルス感染症ですが、こういうときだからこそ、知恵と勇気をふるい、気持ちを心に届けることの大切さを見直したいと思います。出口まであともう少しと、念じながら。


【美しい国】
「立派な動機があってそこに赴き、志と信念を貫いて現在に至ったというのが分かりやすいですけれども、残念ながら、私にはこれといった信念はありません。自分の気に入ったところで、自分のできる範囲で、人々と楽しい気持ちで暮らす方がいい。それ以上の望みもなかったし、今もありません。」 

中村 哲さん、この偉大な日本人を突然のテロによって失うという辛いニュースが2019年師走に飛び込んできました。「素朴、朴訥、言葉は適切ではないけれども、その辺のおっちゃんが自然体で、見捨てられた人々を見捨てられずに、支援している感じだった。そこが彼の魅力であり、多くの人々から慕われた理由のような気がする。」と彼をよく知る國井先生が記しておられます。アフガニスタンは幾度も戦争の舞台になっていますが、戦禍を被る前は美しい自然の広がる国であったとか。私たちの誇るこの日本という国がこの後も素晴らしい国であり続けるために、私たちも無関心でいるわけにはいかない、身の回りの本当に小さなことから行動を起こしていくことが必要だと感じずにはおれません。

皆様の健康で豊かな毎日のために、そしてこの地域の「さわやかなるもの」の誕生のために、2020年も努力を続けてまいりたいと思っております。どうぞ今後ともよろしくお願い申し上げます。


【時を創る】
“すべてのわざには時がある”
泣くに時があり、笑うに時があり、愛するに時があり、和らぐに時がある。
今日がその時なのに、怠れば、明日では遅すぎることがある。 (金田英雄)

平成最後の新年が明けました。その後お変わりなくお過ごしでしょうか。
昨年は、平昌オリンピックでの小平選手や羽生選手の活躍、本庶京大名誉教授のノーベル生理学・医学賞受賞など、日本人として誇れる出来事は忘れられません。しかし年末に発表された10大ニュースには「西日本豪雨災害、全国で台風の被害続発」「私立医大入試で得点操作」「大阪や北海道で地震発生」「女子レスリング・大相撲・アメフト・女子体操などスポーツ界で不祥事や騒動」「森友文書改ざん問題」「日産ゴーン会長逮捕」等々心の晴れないニュースが主流でした。

混沌とした世の中であればこそ、人の弱さや強さ、キラリと光る深さや高さが織りなす精神の温もりや容るしを見失うことなく、正に今日必要とされている、その「時」を創っていくことを怠ることのないように肝に銘じていかねばと思っております。「あんどうファミリークリニック」は開院して満18年目に入りました。これもひとえにお力添えの賜物と深く感謝いたしております。皆様の健康で豊かな日々の創造のために、そして「さわやかなるもの」の誕生のために、私どもはさらに努力を続けてまいりたいと思っております。どうぞ今年もよろしくお願い申し上げます。


【豊かな時間】
「最近夜中に風呂に入るとき、ローソクの灯をともして入ることを覚えた。
これが何とも優雅にして乙である。
ローソクの灯のゆらぎが湯の上に映り、お湯をゆらすと己の老体まで、何やら妖しくエロチックに見えてきて、心がのんびりと若返ってくる気がする。こたえられない。」 (「富良野風話 日本人として」倉本聡)

今年の初秋に富良野自然塾で開催された「シニアのための自然・環境研修会」に参加してまいりました。自分のすぐ隣にある自然を見つめる術を教わり、麓郷の広大な畑で有機農業の体験をさせていただき、さらにはゴルフ場の跡地を掘り返してナナカマドの苗木を植えて、富良野の「葉っぱをつくる為の」森づくりに参画してきました。倉本塾長の講義の中には、今までの自分の生き方について警鐘となる有り難いメッセージが込められており感動いたしました。研修を終えて東京に戻り、早速まずはお風呂の時間を変えてみました。とても豊かな時間が流れ出しました。

東日本大震災から5年が経過した2016年、46億年に及ぶ地球の歴史から考えれば極々僅かな時間の流れでありますが、熊本地震や夏台風の被害等、今年も天災は常に繰り返していることを私たちに知らしめる出来事でした。そして日常のささやかな暮らしの中にある幸せの尊さを再認識することでした。

「あんどうファミリークリニック」は今年の10月で開院満15年になりました。
これもひとえに皆様のお力添えの賜物です。心より御礼を申し上げます。
私たちの暮らすこの街に「さわやかなるもの」がさらにいっぱい誕生しますように、さらに努力を重ねてまいりたいと思っております。
どうぞ今後ともよろしくご指導の程お願い申し上げます。
末筆ながら、来る年のご多幸と御健勝を心よりお祈り申し上げます。


【Art de vivre” (アール・ドゥ・ヴィーヴル)】
「何よりも生きることを楽しみ、日常の平凡から抜け出る知恵。ご婦人に道を譲りながら、その服装や髪型を褒めることや、料理を楽しむために美しいテーブルクロスを選ぶこと。」
「電車を1台やり過ごし、次の電車で座っていくことから始まる。時間をとって行動に余裕を持ち、胸いっぱいに人生を呼吸すること。」
「機会を利用して楽しむ術。昨日の繰り返しを続けないこと。ゆとりある時間の中で生まれる楽しみ。“義務感へのアンチテーゼ”。」

フランスの20代前半の若者達が語る “Art de vivre” (アール・ドゥ・ヴィーヴル)について、藤原和博氏は「人間と人間の間を取り持つコミュニケーション手段としての芸術的生活術」が日常の中に息づき、日常のささいな事象の中にこそ幸せの本質があると考える彼らの生き方に感動することが多々あったと述べておられます。
パリで起きた同時多発テロは、イスラム過激派をめぐる問題の根深さを見せつけられる痛ましい事件でした。報復の連鎖を断ち切ることができるのか、その解決の糸口は未だ見えないままですが、人生を豊かに生きようとする真摯な人々の日常を互いに尊重することを認めることが必要だと考えます。

新しい年が幕を開けました。お変わりなくお過ごしでしょうか? 
「あんどうファミリークリニック」は昨年10月から15年目に入りました。
これもひとえに皆様のお力添えの賜物です。重ねて御礼を申し上げます。
私たちの住むこの街に「さわやかなるもの」がいっぱい誕生しますように、私どももさらに努力を重ねてまいりたいと思っております。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


【風化とは】
「風化とは、永い年月をかけて、岩が砕けて石となり、石が砕けて砂になり、砂が砕けて塵となり、塵が風にのって飛散して消え去る。そういう現象のことを云います。それをもじって、心に刻まれたものが弱くなっていく様を世間では風化と呼んでいます。本来風化とは、何千年、何万年、何億年かゝって塵となり飛散することを云うのですが、今の日本ではちがうようです。」(倉本 聡)
戦火に散った若き学徒兵・上原良司さんのことを詳しくお話いただく先輩にお会いしました。決して風化させてはいけない「大切なこと」を伝えていただいているのだと、そして今の私たちの姿勢を問われているのだと重く省みることでした。先人の築いていただいた目に見えない遺産を、しっかりと次の世代に継承していくことをいつも肝に銘じて参りたいと思います。


【海抜零の生き方~「明日悲別で」から】
先日、初台の新国立劇場で演劇を観てまいりました。富良野GROUP公演2013冬 「明日 悲別で」という作品です。久しぶりに魂を揺さぶられ、頬を伝わる熱いモノを止めることができませんでした。。
国!
どう思っとる!
わしらの家返せっ!
ホオズキ返せっ!
わしら貧しくても
あったかくやっとったんじゃ!
それでみんなしあわせだったんじゃ!
それ以上余計なぜいたくしてえとか、――――
もっと豊かな暮らしがしてえとか、――――
そんなことわしら考えもせで、――――
家族が今夜、笑うてめし食う為――――
家族が今夜、ぐっすり眠れる為――――
地下何百の真暗闇で、
男衆は懸命に働いて来たんじゃ。
それがこの国だと云われて来たんじゃ。
そう云われてずっと――――
信じてやって来たッ。
信じて幸せにやって来たッ。
国っ!
いつ気を変えたっ!
誰に断って気を変えたっ!
何じゃあ――――ッ!
(「明日 悲別で」から)
ご存知倉本聰氏による今回の舞台ですが、そのルーツは今から約30年前1984年にテレビ放映された「昨日、悲別で」に遡ります。日本がバブルを迎えようとしていた頃、誰もかれも「石炭」の恩恵を受けてここまで大きくなったのに、それを忘れて浮かれ騒ぐ日本という国、経済的な「豊かさ」を満喫する薄情な国になってしまった日本が、失ってしまったものを呼び覚ますべく、問いかけてきます。「本当に大切なものは何ですか?」と――。
今回は原発事故という人災で古里を無くした福島の人たちの悲しみの深さと怒りの大きさを絡めて、目まぐるしく変わる国家の意志の変更で、一時ちやほやともてはやされながら忽ち捨てられる棄民たちのドラマとして再構成されています。「ふるさとを奪われ、その場所に二度と戻れぬという哀しみは、もしかしたら、人が年老り、かつての眩しい青春の時代に帰りたくても二度と帰れぬ、その状況に似ているかもしれない。」と倉本氏は述べています。 明日、東京で。気がついたときに、ふるさとが消滅していることがないように。手と手をたずさえて、こつこつと、絆を深めてまいりたいと思います。


【年始めの「はかりごと」】
皆さま新年明けましておめでとうございます。
新しい1年がスタートして気持ちを一新して、「よし、今年こそは!」と様々な計画を立てておられることと思います。そのご計画の中に、ぜひとも今年1年を元気に、そしてこれからの人生にも有効な投資となるべき「健康プラン」もひとつ組み入れていただきたいと思います。
■勘三郎さんの教訓
昨年暮れに歌舞伎界の大役者中村勘三郎さんが食道がん手術後の合併症で急逝されたとの報は、突然でしかも57才という若さであっただけに、とても残念で寂しいニュースでした。がんは国民病とまでいわれるほどに多い疾患で、もちろん日本人の死因の第1位ですが、それでも確実な医学の進歩により昔の不治の病というイメージは払拭されています。勘三郎さんはとても人気のある役者さんで魅力あふれる人間性をお持ちでしたから、日々とても多忙でいらしたのだろうと思います。彼の食道に巣くった病ですが、せめてもう少し早く発見されていれば、大きな手術を受けずに内視鏡でその病巣を完全に取り除くことができ、もちろん肺の合併症などで苦しむ必要もなく、今春の新歌舞伎座御披露目の舞台に立っておられただろうと断言できます。がんを早期に発見していただくには、やはり年に1回の検診が1番です。世田谷区でも胃がん・大腸がん・肺がん・乳がん・前立腺がん・子宮がん・口腔がんの各検診を受けることができます。今年の健康維持作戦のまず第1にがん検診を加えていただければ幸いです。
■頭と心臓を守る
もちろん心筋梗塞や脳梗塞もがんに次いで多い死因です。これらはすべて血管の動脈硬化の果てにおこる病気であり、予防法は頭や心臓の血管を守ってあげることです。つまるところ、血圧を上げないこと、糖尿病を悪くしないこと、悪玉コレステロールを増やさないことです。これらのチェックには、年に1回の特定健診や長寿健診が一番有益です。これらを全てチェックすることができます。ぜひとも、今年の健康づくりの作戦に加えていただきたいと思います。いずれも格安の投資で得るところは莫大であります。
■健康への投資法についてご相談下さい。
いつまでも元気で長生きできればという願いは、万人に共通の希いでもあります。今年も家族みんなが健康で、地域のみなさんが元気で1年をお過ごしになりますように、みなさまの健康づくりの作戦実行のために、微力ながらお手伝いができればと思っています。皆様の「2013年健康づくり作戦」の良き相談相手として、優しくも厳しい(?)コーチとして、お役に立てれば幸いです。


【森の時計はゆっくり時を刻む】
早いもので、もう師走。
いつものことながら月日の経つスピードには時として愕然とさせられます。充実した毎日であれば言うことなしですが、反省ばかりの日々でありますと、なにやら不安に駆られます。
そんなとき。この言葉をいつもふりかえっています。
「森の時計はゆっくり時を刻む」(倉本 聰)
そして自らに言い聞かせています。あせるな、あせるな。ゆっくりでいい。ゆっくりでいい。じっくりいこう。。
手前の柿は、患者さんがお庭の柿の木から収穫されたばかりのものを持ってきて下さったものです。ありがたいことです。感謝です。


【元気をもらう朝】
毎朝クリニックの前の歩道で御掃除をしておりますと、「せんせー!おはようございま~す!」と、近くの小学校のお友達が元気な声をかけてくれます。大人でもこんなに気持ちのいい挨拶ができる人はいないなあ。。と感激するほどにいい声なんです。。
「あぁ! お早う! いってらっしゃい!」
私も負けないように、勇気を出して、大きな声で声援を送ります。気持ちの良い挨拶をいただき、私の方が、元気をもらってとっても幸せな気分になります。こんな素敵なところにご縁があったことを本当に感謝するばかりです。私たちのあんどうファミリークリニックがめざしているもの、
それは
「さわやかなるもの」の誕生です。
皆さまとのふれあい、わかちあいを何よりも大切にしたいと思っています。どうぞ今後ともよろしくおつきあいの程お願い申し上げます。


【少しでも待ち時間を解消できるように。。】
パソコンや携帯電話から順番がとれるようになりました。
「あとどれくらいで順番かな?」
「いま何人待ちかな?」
これらの情報を簡単に携帯やPCからチェックしていただくことができます。外来で順番をお待ちいただく間の待ち時間を少しでも短くできるように、このたび「iーTicket(アイチケット)」というシステムを導入致しました。
クリニックにお越しになる前に、ご自宅のパソコンや携帯電話から順番をお取りいただくことができます。またお取りいただいた順番まであと何人お待ちであるかをPCや携帯で随時ごら んいただくことができます。順番までの時間を有効にお使いいただけるのではないかと思っています。詳しい説明を記したパンフレットをご用意しておりますので、受付にお申し付け下さい。


【1/4は捨てなさい!】
「1/4は捨てなさい!今のままなら、来年は倒産しますよ」(藤間秋男)
上から押しつけた達成目標、結論の出ない会議や打ち合わせ、社員を幸せにしないお客様・商品・仕組み、等々。会社が成長し続けるためには、これらをばっさりと捨てなさい、と藤間氏は力説しておられます。これは会社の経営者に向かって発信されたメッセージですが、これを「私自身のからだ」という会社におきかえてみると、この会社の社長である「私」に対して、何やら説得力のあるメッセージに聞こえてきます。私たちの日々の生活習慣の中で、捨てるものと残すものを明確にして、残ったものに全力投球をしていく、そうすると元気で活力ある毎日がふえて、「健康」という貯金通帳の中に利子が増してくるかもしれませんね。
私たちのクリニックも捨てるものと残すものをしっかり整理して、皆様にさらに利用しやすい診療所となれるように、「さわやかなるもの」を目指して努力してまいります。今月もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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